ケンゴロウのブログ

友達がいないから本とブログとお話しをしています。

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連帯保証人について

私たち夫婦が体験した、親族の連帯保証人になる?ならない?の選択についてお話しをします。結論から言いますと、ならなくて良かったと思っています。もし今、誰かから「連帯保証人になって欲しい」と言われている方にとって、参考になればと思います。

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連帯保証人とは

私の言葉で簡単に説明させて頂きますと、債務者と同等の義務を負う人の事です。

債務とは、借りたお金を返さなくてはならない義務、アパートを借りて月々の家賃がを支払わなければならない義務…などがピンときやすいでしょうか。

同等の義務を負うので、連帯保証人が負った債務を、自分も全く同じように責任を負うという感じですね。

今回は保証人と連帯保証人の違いとか、そういった性質の詳しい内容についてではありませんので、ご了承下さい。

アパートの連帯保証

私たち夫婦が、と言ったのですが、ある意味で奇跡的な事が起きました。

両家それぞれの母親が、同時期にアパート(と賃貸マンション)の連帯保証人になってくれとお願いをしてきたのです。(父はおりません)

しばしばブログ内でお伝えしてきたのですが、私たち夫婦の幼少期の家庭環境はあまり良いものではなく、当然資金面でも大変な事が多かったです。

私たち夫婦は若くして子供が出来た事によって結婚しており、結婚式も挙げておりません。それは単なる計画性の無さ故で、挙げていない事自体は気にしていないのですが、両家の親同士は会った事が一度もありません。(もう結婚して12年、子供もいます)

ちょっと変わった親さんたちなのです。

何故ならなくて良かったか

妻と話し合った結果、もう親と縁を切ってもいいくらいだという結論に至り、両方ともの親の申し出を断りました。その際、私たち夫婦も大喧嘩をしました。

育ててくれた、お世話になった親に対して酷い…

と思われるかもしれませんが、ひとくちに親と言っても色んな人がいます。

断って良かったなと思えたのは、親に借金があると判明したからです。どうやら軽く何千万円からしいです。それもお願いしてきた時は伏せられていましたからね…

可能な限り、話し合う

各家庭、本当に色んな状況がありますので、一概には言えません。しかし私が今まで生きてきた中で、お金に関するトラブルが起きる時というのは、きちんと話し合いが出来ておらず、どうしようもなくなってからトラブルが起きています。

お金に関する事について話し合うのは、とても、非常に気まずいです。もちろん前向きなお金の使い道とかなら明るく楽しく出来るのでしょうが、こと借金があるなんて中々言えないでしょう。

ただ、普段から意識してお金についてフリーな雰囲気を作っておくことがとても大事だな、と思います。漠然とですが、何でも言い合える、相談のしやすい空気を作るということですね。

さいごに

もしもなってあげたいけど不安という場合は、これを勉強の機会だと思って契約の約款を隅々まで読み、分からない事は調べあげる、そして万が一の時は本当に自分が債務を負うという覚悟が必要だと思います。あと、費用がかかるかもしれませんが保証会社を探す事や、そもそも連帯保証人が不要な債務にならないか検討する、というのも1つの手だと思います。

私たち夫婦は、自分たちの子供が連帯保証人を探しているけど困っている時に手を差し延べてあげられるように、そして自分たちは子供のお世話にならなくても良いように頑張っていこうと決意を固めました。

 

もしこの記事を読まれて、似たような状況の方の助けになれば幸いです。

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