ケンゴロウのブログ

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アウトプット大全を読んだ

 

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)

 

著者 精神科医 樺沢 紫苑 

出版社 サンクチュアリ出版

目次

読了時間2h15分

まず、一番に感じた事、それは『読みやすい』ということ。読了時間を入れたのは、読むのにそんなに時間がかからないという事を伝えたかった。以前から言っているのだが、読書に重要な要素として『読みやすさ』というのは大きなウェイトを占めると思っている。他の方のビジネス書1冊の読了時間がどれくらいのものか分からないが、メモを取りながらこれくらいの時間で読了した事は、早い方だと感じています。

図解、イラストも多く視覚的に読みやすかった。(この辺のテクニックも本書に織り込まれている。図を入れる重要性など)

インプット3アウトプット7

私がこの本を知ったのは、YouTubeで紹介動画がいくつもあった為、何本か試聴して面白そうだなと思った為である。

何故面白そうかと思ったか。それは、毎日インプットを沢山しているからである。

ここ半年以上、ファイナンシャルプランナーの資格試験の為に朝5時から学習をしている。現在保有しているのは2級ファイナンシャル・プランニング技能士とAFP認定。最近からその上のCFP資格審査試験の学習にも取り組んでいる。

保有者の方なら分かるかもしれないが、とにかくFPというのは学習する分野の幅が広い。テキストや問題集だけではなく社会、政治、経済、時事問題、実際に相談者に寄り添うとなると、心理学、接客、マネジメント…まだまだあるが、とにかく幅が広い。

今はFPの実務はしておらず、仕事中はFPに特化した学習はもちろん出来にくいのだが、車移動も多い為、audiobookやYouTubeの音声のみ再生など、隙間時間を有効に使うインプットをしている。仕事の日でも、自宅学習以外も含めると5〜6時間は毎日インプットをしている。

ただ、その定着率はどうか?というのは日頃気になっていた為、この本のインプット3、アウトプット7という所に興味を惹かれたのである。

今のインプット量を大きく減らす訳ではなく、入れる情報を『どうアウトプットするのか?』を意識するようにしていこうと思う。

データ・権威を使う

数字は並べてみないと分からない。これは昔から良く理解していたし、これからもやっていく。しかし、ブログなどで発信をしていったり、FPとして相談者により納得や理解を深めてもらう為に、『権威を使う』という所は徹底していかなければならないと感じた。

特にFPは前述したように、幅広い分野を扱うので、相談者の知らない、初見の情報は沢山出てくる(もちろん自分にとっても)。

その際に出典を明らかにし、さらに権威のある(〇〇大学の実験データや各省庁の統計など)情報だと伝える事で、より信憑性も理解度も納得度も上がる。現にこのアウトプット大全は、かなりの引用があった。普段から引用元ストックを用意しておくメリットについても書いてある。私もそうしようと思う。

15分アウトプット習慣

とにかく時間が無くアウトプット出来ない、という言い訳をしたくなるが、たったの15分でよいからやってみる。日記を書く、SNSで発信してみる、ブログを書く。

今まさにブログ記事を書いている訳だが、何文字の記事に大体これくらいの時間が掛かる、という事を理解していなかった。私は割と細かくブログを書きたくなってしまう方なので、時間を掛けて長々とやるより、逆に15分で書ける内容にする、という事をやってみる。(ちなみにこの記事は書き始めて既に35分が経過している…中々難しい)

まとめ

ブログ、SNSをやっている方だと、こんな風にすぐ記事を書いてみたくなる内容の本でした。途中、マネジメント的な手法、コミュニケーションについても書かれているので、ビジネス、私生活、人生全てアウトプットを意識する事が有意義で面白い人生を送るのに重要だなと気付かされた本でした。

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