働く理由 書籍レビュー
10年前に読んだこの本を、今になって読み返して
- 作者: 戸田智弘
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本についての説明
内容紹介
15万部のベストセラー「働く理由」の待望の第2弾! 本書のテーマは「仕事と人生と幸福」について。夏目漱石、スピノザ、シェイクスピア、孔子、野村克也、宇野千代、スティーブ・ジョブズ、手塚治虫『ブッダ』、北野武『キッズリターン』、高橋尚子、中山雅史、マイケル・ジョーダン、太田光、立川談志、古今亭志ん生、ロダン、武者小路実篤、etc…人生の大先輩の至言に耳を傾け、ちょっと立ち止まって自分の人生を考えてみよう
私が読んで紹介したくなる本というのは、やはり「読みやすい」ということ
この本を読んだのは10年くらい前、23歳前後だったと思う
飲食店店長として、どうしたら良いか分からない、誰にも聞けない、ネットもない、ずっと仕事で時間もない
そんな時でも、99の至言だけをパラパラっと読むだけでも勇気が湧いてくるような内容です
もしあなたが今、「働く理由」ってなんだろう?と悩んだり、自分が今している事、向かっている方向に対して疑問を持ち始めた方におススメだと思います
どんな風に著者が書いているか
ただ偉人の至言を紹介するだけではなく、それに対しての考え方が書いてある
今となっては、偉人や有名な哲学者の発した言葉の数々は、ネットで調べればそれなりに出てくるはずです
ただこの書籍というのは、それを並べるに留まらなかった
私が先ほど、分からない事を誰にも聞けなかった、と言いましたが
そんな時に読むと、まるで著者が現代に生きる私たちに向けて、通訳をしてくれているように感じます(偉人と言っても、今なお生存している方の至言も多数です)
なぜ今更この本なのか?
10年も前の本だが、働き方が多様化する今こそ読んで欲しい
また私は、10年の時を経て、「働く理由」について考えている
ただあの時とは違う、とにかく辞めて逃げ出したかったという感情より、これからの人生をどう生きるべきなのかについて考えている
だから、今は独立を目指しているので、仕事を辞めてしまいたい気持ちよりも、本当に自分1人でやれるのか、今目指そうとしているやりたい事は合っているのか、という不安の方が大きい
資格試験にチャレンジしてみたり、ブログを始めたり、Twitterで発信をしてみたり、毎日が試行錯誤の連続で、迷走中なのである
もちろんそんなものに正解はないし、何をやっても良い
目的に向かってただひたすら努力するしかないというのは、薄々感づいている
ただ、ネットやSNSで世界中の人と繋がれるようになったこんな時代でも、この本を読む事によって、そもそも聞ける人がいない、人に聞いても解決出来なかったり、納得のいく答えが中々見つからなかった時に、99の至言から、一つでも自分の背中を押してくれる言葉が見つかってくれればいいなと思う
前著「働く理由」もあります
紹介しているのは、「続・働く理由」ですが前著「働く理由」も出版されています
昔所有していたのですが、どこかに行ってしまいました…(メルカリで売ったかな…?)今回は手元にあった、「続」の方を読み返しての記事になります
私の価値観を構築してくれた本の中の一つです(^^)
良かったら読んでみて下さい
- 作者: 戸田智弘
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/07/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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