FP技能士3級試験 テキスト紹介と勉強の方法、費やした時間など【後編】
前編の続き~
ここで訂正とお詫びがあります
前回のテキスト紹介で、オールカラーで見やすい!と紹介をさせて頂いたのですが、問題集の方はオールカラーではございません
大変申し訳ありませんでした
前編はこちら↓
~後編目次~
持っている資格や、経験を生かす
前回の記事の後半、私は損害保険の募集人を持っている事と、株式投資を少額でとりあえず始めてみたとお伝えしました
50時間ほどの勉強で何とか合格点にたどり着けたのですが、保険の分野では実務も行っていますし、株式投資もしているので、用語を覚える為には相当役立ちました
あと、自己の経験した事に基づいて覚えられる項目もあります
・住宅ローンを組んでいる
・新築の一戸建てを建てて住んでいる
・住宅ローン控除を受けたことがある
・火災保険に入っている
・中古マンションを買って住んだ事がある
・扶養家族がいる
・家計簿をつけている
・身内の人が亡くなって、相続や贈与に関わった事がある
・生命保険に入っている
これらは私が経験した事のある項目(もちろん他にもありますが…)です
皆さんも生活していると、色々経験をされていると思います
例えば
・ケガや病気で保険金を受け取った事がある
・身近な親族で年金を受け取っている人がいる
・自分が個人事業主もしくは身近にいる
・奨学金制度を使った、もしくは自分の子供に教育資金の貸付制度を使った
などなど、色んな事があります
前編で申し上げました、80~120時間の勉強時間が必要というのは、上記にあげた経験をどれだけした事があるのか?もしくは知識として持っているのか?によって変わってくると思います
自分で言うのもなんですが、今までけっこう色んな経験をしてきました(良いことも悪いことも…)
それでも私は、テキストを読み始めた当初は、分からない用語だらけ、難しそうな計算式、暗記する項目の多さ…もうウンザリでしたよ
全くの経験無しだと120時間?
なので、本当に全くのゼロベースからいくと、もしかしたら120時間は必要なのかもしれませんね
私は性格上と能力上、暗記が非常に苦手です😵💦
例えば、『相続時精算課税制度』という言葉があります
ここでは細かい事は言いませんが、テキストにはそれについての説明文があり、暗記すれば良いだけの話です
しかし私は、『この制度があることによって、誰がどのように得をするから、存在しているんだ?』とどうしてもその制度の誕生した理由や、具体的にどんなシーンで使われるのか?という事を理解しないと、覚えられないのです…
もうこれは性格上仕方がない事なので、具体的にどのように勉強を進めていったかというと
-
問題集をまず解いてみる
-
不正解or問題の意味が分からない
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テキストを開いて覚える
-
そもそもなにこの制度?
-
テキストの重しに使っているスマホで調べる
の繰り返しでした…
皆さんがこういったテスト勉強をどのようにするかは分からないのですが、とにかく私はキャンパスノートに黒、赤、青のボールペンでひたすら書き続けていました(今見返しましたが、33ページ使っていました)
もうこれは地道な作業です
FP3級ってなんだろう?
FP3級試験、実務に踏み込めるような内容の問題ではないのですが、とにかく範囲が広い!
試験に受かる為が目的なら、テキストだけを読んだり、ノートに書き写すだけでは、まず時間が足りないと感じました
なので、問題がどのように出題されるのか?を把握するのが1番の近道だと思います
まずはテキストを1周読んで…とも書いてありましたが、ただ本当に目を通すだけで、頭にはほとんど入らない気がします😵💦
時間をかけずに、より具体的な試験対策をしたい方は、まずは問題集をざっと読んで、『こんな風に出題される』という事を知ると良いと思います
FP3級試験を受けて、そして勉強してきて思う事
私は何とか出来ましたが、実は試験が終わっても悲しいなと思う事があります
『独立系FPを目指しているのに、今回学習した内容を絶対的に覚えていない』
あくまで、試験に受かる為の学習だったのです
人によって目的が違うので何とも言えないのですが、将来の実務に本当に生かそうと思うと、3級では全然足りないなと感じました
なので私は2級、1級と進んで行きます!
絶対的に覚えていない、の意味ですが、相対的になら覚えているのです
分かりますかね??😵💦
問題文を読んだり、選択問題で答えがある状態ですと説明が出来るのですが、何もない状態から、自分の言葉だけで説明は中々出来ないという事です
なので今回、学科の前半30問、マルバツの選択問題、非常に正当率が悪かったです…
「マルバツは二択なんだから、簡単じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、実は問題文だけでこれが正しいか誤りかの判断になりますので、簡単に言うと「一言一句間違いなく」覚えていないと、自信を持って解答できないんですね
三択の答えを選んだり正誤の組み合わせなどは、この中に必ず答えがあるので、問題文をきちんと読んで、問題文の雰囲気を覚えていれば何となく解答出来たりします
テストにおける『コツ』みたいなものですね
実技も同じです
実技と聞くと身構えてしまいますが、三択の選択問題で、この中に必ず答えがあるのです
何度か問題集を往復していれば、答えられるものは多かったと思われます
なので、今回の試験、学科の前半で少しだけ固まってしまいました…
『あれ、これ、やばくないか?』と…(笑)
2級を4か月後に受験するけど、どうする?
なのでTwitterでも言ったのですが、次回の2級の勉強方法は改めないといけないなと実感しましたね
学習の方法は本当に人それぞれだと思います
私に合っていてもそれが他の人に合うかは分かりません
今日2級の問題集を買いました(教科書は実は前から持っている…)ので、明日から早速、『まずは問題の形を覚える』ことから再スタートしてみようと思います
特に三択の問題と実技はほどほどにして、学科の正誤判断の部分、問題文まるごと覚えるのと制度や仕組みの理解を深め、相対的ではなく絶対的に答えられるくらいにしていきたいと思います
私は独立系FPとして、実務に生かしていけるような試験活用を目指します!
補足とまとめ
ちなみに学習にはテキストと問題集以外に、スマホアプリを使用しました!
(テキストか問題集のどちらかにQRコードが載っていますので、そこからダウンロード出来ます)
スマホアプリはサクサク進めるので、起動して5分のスキマ時間でも学習もでき、間違えた問題や、他の利用者のよく間違える問題など、データ化も出来ているので非常に便利でした
しかし私のように深堀をして理解したいという人向けではなく、スキマ時間活用と、試験前にいつでもどこでも問題確認が出来るという認識でしたので、併用がオススメです!
あと、実は今日2級問題集を買いに書店に行ったのですが、その時にチラッと他のテキスト&問題集を見てみました
やはりテキストのオールカラーは見やすいですね!
私がこのテキストに慣れてしまっているのでなんとも言えないのですが…(笑)
みんなが欲しかった! FPの教科書 3級 2018-2019年 (みんなが欲しかった! シリーズ)
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テキスト+問題集で同じくらいのお値段のものもありました
私が使ったテキストは別々でそれぞれ費用がかかりますので…
テキスト1,600円(税別)問題集1,500円(税別)そしてスマホアプリも1,400円
くらいだったかな?
お金かかりましたね…
お金をかければ良いという問題ではありませんが、費用がかかるものにはそれなりの価値があるんだなと思います…
これから初めてFPの試験を受けようとされている方、もしくは残念ながら落ちてしまって再チャレンジされる方、他の人はどんな風に勉強しているんだろ?と気になった方へのまとめでした
長々と申し訳ありません
最後までお読み頂きありがとうございました